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<六魂祭>復興願う六つの魂引き継ぐ

パレードの最後は各祭りが入り乱れ、仙台すずめ踊りの出演者も跳人(はねと)と勢いよく飛び上がった=26日午後2時30分ごろ、青森市橋本2丁目

 東北の県庁所在地6市の夏祭りが青森市に集まった東北六魂祭(実行委員会主催)は26日、2日間の日程を終え閉幕した。東日本大震災からの復興を願い、東北のパワーを結集しようと2011年に始まった祭りは、今回で6県を一巡。閉祭式では、思いを今後も引き継ぎ、6市連携によるイベントを検討することが表明された。
 パレードは午後0時半、秋田竿燈まつりの演舞でスタート。特別参加の八戸三社大祭(青森県八戸市)を先頭に、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、仙台七夕まつり、福島わらじまつり、青森ねぶた祭と続き、演者約1300人がそれぞれの祭りを披露した。
 強風の影響で大型ねぶたが3台から1台に変更されたり、竿燈の復路での演舞が中止されたりするハプニングも。各祭りが入り乱れ、大団円を迎えた。
 青森県外ケ浜町の無職工藤京子さん(77)は「最後の六魂祭と思って来た。さんさ踊りがきれいだった。竿燈まつりは今度、秋田市で見てみたい」と話した。
 青森市はやや肌寒い一日となったが、前日同様、大勢が会場に足を運び、人出は2日合計で27万人(主催者発表)に上った。6回の累計は約160万人となる。
 後継イベントについて、実行委員長の鹿内博青森市長は閉祭式で「復興は道半ば。内容を実行委員会で検討し、6市の連携を今後も続ける」と述べた。開催が決まれば、開催地は仙台市が有力とみられる。


2016年06月27日月曜日


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