宮城のニュース

<参院選宮城>投票所前で自撮り クーポンに

若者に参院選の投票を呼び掛ける「勝手に選挙管理委員会」のポスター

 選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられた参院選で、宮城県内で個人店を営む有志が「勝手に選挙管理委員会」と銘打ち、若者に投票を呼び掛けるキャンペーンを始めた。投票所前での「自撮り」画像を店に見せると、お得なサービスを受けられる仕組み。関係者は「自分たちの未来を決める選挙をきっかけに、政治に興味を持ってほしい」と訴える。
 2014年の衆院選宮城3区に続き、2回目の取り組み。参院選は全県1区のため、参加店は仙台圏と県南を中心に約40カ所に広がった。飲み物やデザートの無料提供に加え、商店やヘアサロン、カイロプラクティックでの割引、日帰り入浴の半額などさまざまな特典を用意した。
 期日前投票を含めて1票を投じた後、投票所と分かる看板などと一緒に自分の姿をスマートフォンや携帯電話で撮影した画像が「クーポン」になる。投開票日の7月10日まで、複数の店舗で利用できる。投票所で発行される「選挙証明」でも可。
 前回13年参院選の宮城選挙区の投票率は50.75%。宮城県選管の抽出調査によると、20〜24歳が30.44%、25〜29歳が30.20%。最高の65〜69歳(67.42%)の半分にも満たない。
 「勝手に選管」の事務局で、宮城県蔵王町の飲食店経営佐藤雅宣さん(37)は「投票率アップは長期的な課題なので今後も続けたい。地域経済の循環がもう一つのテーマで、各地の魅力的なお店を見つけてほしい」と話す。
 キャンペーンはフェイスブックの「勝手に選挙管理委員会」で紹介されている。連絡先は事務局0224(34)4218。


2016年06月28日火曜日


先頭に戻る