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非正規雇い止めの恐れ 組合と東北大が団交

 東北大の非正規職員3243人が2018年度以降、順次雇い止めになる可能性のある問題で、東北非正規教職員組合と東北大当局の団体交渉が27日、仙台市青葉区の東北大片平キャンパスであった。
 組合が希望者全員の雇用継続を求めたのに対し、当局は明確な回答を避けた。
 13年4月施行の改正労働契約法は、非正規労働者の有期契約が繰り返し更新されて通算5年を越えた場合、労働者が希望すれば期限の定めなく働き続けられる契約に転換できるとしている。
 東北大は14年3月に非正規職員の就業規則を改定し、それまで最長3年以内だった通常契約の雇用期間を最長「5年以内」とし、13年4月にさかのぼって適用した。
 この結果、大学当局は18年4月以降、非正規職員が期限の定めなく働き続けられる通算5年に到達する直前に雇い止めとすることができる。国立大学法人化した04年4月以降に採用の非正規職員はほぼ全員、雇い止めとなる可能性がある。
 組合の申し入れに対して当局は「優秀な人を継続雇用する制度を導入する予定」と回答したが、詳細の説明は避けた。組合は再回答を要求し、9月に団交を再開する。


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2016年06月28日火曜日


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