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<アウガ>運営三セク 23億円債務超過

JR青森駅前の複合商業施設「アウガ」=2009年

 青森市は27日、複合商業施設「アウガ」を運営する第三セクター「青森駅前再開発ビル」の2015年度決算を発表した。減損会計による特別損失を計上した結果、純損失は当初見通しの7800万円から26億8800万円に拡大し、約23億8500万円の債務超過となった。
 3期連続の赤字予想だったため、減損会計を適用した。同社は09年度決算でも債務超過の恐れがあったが、市が5億6000万円の増資と2億円の融資で支援しており、債務超過は今回が初。
 5月末現在で現預金が6000万円を切り、売り上げ預かり金と営業保証金の合計金額を下回っている。このため市は同日、資金ショートによる倒産を避けるため、アウガの管理規約を変更し、修繕積立金(残高4億1000万円)のうち2億円を支援金として支出することを求める条例案を発表した。
 28日が最終日の予定だった市議会定例会への提出と会期の延長を議会側に打診したが、議員から「支出目的の詳細などの情報開示が足りない」などと反対の声が上がり、会期延長は保留された。市は28日に再び議会側と協議する方針。
 鹿内博青森市長は「アウガ公共化に向け、同社をどうするかについては関係者と協議中」と述べ、「現時点で会社を支援する方法として積立金を使用することが最善策と考えている」と話している。


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2016年06月28日火曜日


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