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<除染廃棄物>夏休み後も搬出継続へ

 東京電力福島第1原発事故で発生した除染廃棄物のうち、学校などで保管されている廃棄物を優先的に中間貯蔵施設(福島県双葉町、大熊町)予定地に搬出する計画を巡り、環境省は27日、市町村の担当者らを集めた会議を郡山市で開いた。地域や学校の意向を踏まえ、夏休み以降も搬出を行う考えを示した。
 県や市町村の除染担当者らが出席。同省は、教育施設に保管されている30万立方メートルのうち、地上に保管され早期搬出が可能な廃棄物の輸送を早ければ7月に始め、夏休み以降、校庭などに埋められている廃棄物を順次、運び出す方針を明らかにした。
 市町村からは既に学校から仮置き場に移動した廃棄物も対象に含めるよう求める意見が出た。同省は本年度の輸送計画には入れず、2017年度以降の計画で優先的に搬出できるよう検討するとして理解を求めた。
 教育施設からの廃棄物搬出を巡っては、自民党が5月、町有地の提供を要請した。環境省は了承を得た大熊町の町有地を借り受け、保管場の整備に着手。本年度の搬出量を1万立方メートル程度と見込んでいる。


2016年06月28日火曜日


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