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<震災伝承館>一部施設8月開業 東松島

 東日本大震災の震災遺構として保存されるJR仙石線旧野蒜駅プラットホームを中心に、宮城県東松島市が整備する「震災メモリアルパーク」で、旧駅舎を活用した「震災伝承館」の一部が8月にオープンする。
 メモリアルパークは、プラットホームと伝承館、プラットホーム北側に造成する祈念広場からなる。
 旧駅舎にできる伝承館は8月、2階部分をまず開館する。プロジェクターやスクリーンを導入し、市が集めた震災関連の映像を紹介するほか、会議スペースを設ける。1階は被災状況や復興への歩みを伝えるパネルを掲示する予定で、本年度中の完成を目指す。
 祈念広場には震災犠牲者の鎮魂と復興支援への感謝を示すモニュメントを設置する。市はモニュメントのデザインを決めるため検討委員会を設置する方針で、7月に委員を市民から公募する。
 祈念広場の完成は、メモリアルパーク周辺で県が進める県道奥松島松島公園線のかさ上げ工事完了と同時期になる見込み。
 総事業費は約2億6000万円で、復興交付金を活用する。市はメモリアルパーク整備に関する条例案を市議会に提出した。市復興政策課は「伝承館は既存施設を生かす。モニュメントは遺族や市民の意見を尊重し決定する」と話している。


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2016年06月29日水曜日


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