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工芸品魅力向上へ コシノさんと開発協力

県庁を訪れて内堀知事と懇談するコシノさん

 福島県は漆器や陶器など伝統工芸品のブランド価値を高める事業に着手した。ファッションデザイナーのコシノジュンコさんがデザインなど商品開発で協力。県産品の販路拡大を狙う。
 事業はコシノさんが商品開発に関わるタイプと、県内外のクリエーターとのマッチングで新商品を生み出すタイプの2種類。会津塗や原発事故で全町避難が続く浪江町の大堀相馬焼といった伝統工芸品、クラフト商品などを手掛ける地元事業者を支援する。
 コシノさんは、特にライフスタイルをテーマにしたデザインなどで連携。クリエーターの紹介などは、展示会事業を手掛ける「アッシュ・ペー・フランス」(東京)が担う。
 県は計15事業者ほどを支援する予定。既に公募を終え、7月中にも事業者を決める。商品が完成すれば、同社主催の展示会に出展し、取引につなげてもらう。
 コシノさんは22日、県庁を訪れて内堀雅雄知事と懇談。「伝統工芸と私の経験をマリアージュ(調和)させたい」と話した。
 コシノさんは原発事故の被災地などで芸術を通じて子どもたちを励ます活動に取り組んでいる。


関連ページ: 福島 経済

2016年06月29日水曜日


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