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<参院選宮城>首長支持 熊谷氏8人、桜井氏2人

 7月10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)で、河北新報社は県内35自治体の全首長を対象に支持動向を聞いた。8人が自民現職熊谷大氏(41)を挙げ、2人が民進現職桜井充氏(60)と回答。「特定候補を支持しない」は7人で、他の首長は明言を避けた。
 熊谷氏を支持すると答えたのは佐藤勇栗原市長、小関幸一七ケ宿町長、佐藤英雄村田町長、鈴木勝雄利府町長、浅野元大和町長、赤間正幸大郷町長、早坂利悦色麻町長、須田善明女川町長。桜井氏支持は滝口茂柴田町長と猪股洋文加美町長。
 熊谷氏支持の理由は、「国政の安定を望む」(鈴木利府町長)、「政権与党の候補だから」(小関七ケ宿町長)、「経済財政の政策を力強く推進してほしい」(佐藤村田町長)などと政権の継続性を重視した意見が目立った。
 桜井氏支持の理由は「地方の声を鋭い論理で国に訴えている」(滝口柴田町長)、「指定廃棄物の最終処分場建設問題で奔走してくれた。震災後にグループ化補助金を創設し、復興に尽力した」(猪股加美町長)だった。
 「特定候補を支持しない」や無回答などとした首長の理由としては、「現職の両候補に東日本大震災の復旧や地域課題解決で世話になり、一方を応援するのは難しい」(伊藤康志大崎市長)との内容が多かった。
 政党別の支持を見ると、自民14人(うち3人が公明と重複回答)、民進1人、公明1人、支持なし6人、無回答11人だった。
 佐藤栗原市長は「自民党は私の政治基盤」と自らの立ち位置を強調。野党共闘について須田女川町長は「基本的な国家観すら一致を見いだせない政党に野合が加わり、国家の行く末を委ねるわけにはいかない」と批判した。
 民進支持の猪股加美町長は「一強多弱では権力の暴走を許してしまう。けん制する野党が育たなければ日本の民主主義は危うい状況に陥る」と政治の先行きに懸念を示した。
 全首長へのアンケートは今月中〜下旬に実施し、35人中33人から回答を得た。村上英人蔵王町長は「県町村長会長の立場として回答は控えたい」とし、阿部秀保東松島市長は回答しなかった。


2016年06月30日木曜日


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