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<原燃>再処理工場工程に規制委「検討甘い」

 日本原燃は29日、使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)に関する原子力規制委員会の新規制基準適合性審査会合で、2018年度上期の工場完成に向け、本年度内の審査合格を目指す工程表を提示した。規制委側からは重大事故対策について「基礎的な検討が甘い」など厳しい指摘が相次ぎ、原燃の想定通りに審査が進むかどうか不透明な状況となった。
 原燃は10月末までに審査関係書類の最終的な補正を申請した上で、来年1月ごろまでの合格を目指す方針を明示。設備の詳細設計をまとめた工事計画の認可を17年度下期までに得て、最終的な性能検査を経て18年上期に完成させるスケジュールを説明した。
 規制委側は、原燃が同日示した重大事故対策に絡む説明資料の不備を相次いで指摘。事故時の配管などからの水漏れの想定が当初の説明と食い違った点や人員配備に不満を示した。
 規制委の担当者は終了後、「この状況では(原燃の)希望するスケジュール通りに審査を終えるのは難しい」との見方を示した。


2016年06月30日木曜日


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