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<トルコ空港テロ>東北にも影響 対応追われる

 トルコの最大都市イスタンブールのアタチュルク国際空港で多数の死傷者が出たテロ事件を受け、東北の企業や自治体は29日、トルコへの出張を急きょ中止したり、駐在員の安否を確認したりするなど対応に追われた。
 仙台市は建設局の村上貞則局長と中島大樹(ともき)経営企画課長のトルコ出張を取りやめた。2人は南西部イズミルで開かれる下水道技術協力事業の式典に出席する予定だった。
 仙台市によると、2人は29日夜に成田空港をたち、アタチュルク国際空港で国内線に乗り継ぐ予定だった。建設局の別の職員3人が20日からイズミルで下水道の技術指導に当たっているが、3人とも無事という。
 エンジン部品製造のTPR工業(山形県寒河江市)は、イスタンブールの現地工場に派遣している社員2人の安全を確認した。担当者は「1人で外出しないよう社員に徹底する」と話した。
 仙台市泉区のインターナショナルスクール「ホライゾン学園仙台小」はトルコ出身の教員が多く、テロの報に動揺が広がった。
 イズミル出身のアルク・バリッシュ校長は「トルコ国内は相次ぐテロで観光客が減っていると言われる。空港が狙われ、さらに打撃になるのではないか」と表情を曇らせた。


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2016年06月30日木曜日


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