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<山形大>発がん性物質排出量誤報告の調査開始

 山形大工学部が発がん性大気汚染物質ジクロロメタンの2015年度排出量として根拠のない数値を山形県に報告していた問題で、同大は30日、正確な排出量の分析に乗り出した。併せて、ずさんな報告に至った経過についても調査を始めた。
 同大工学部広報室によると、分析と調査には1週間程度かかる見込み。結果が出た時点で記者会見を開き、発表するという。一方、県水大気環境課によると、工学部から同日、「排出量の計算方法が間違っていたので届け出を修正する」との連絡があったという。
 県を通じて国に報告する書類は本来、工学部と同大蓄電デバイス開発研究センター(米沢市)の排出量を別々に記載しなければならないが、二つの研究機関の数値を合算して報告するミスがあったことも判明。県は再提出の際は分けて記載するように指導した。
 15年度の報告期限は6月末までだが、県は「期限が過ぎても理由書を添付すれば受理する」としている。


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2016年07月01日金曜日


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