宮城のニュース

<仙台空港民営化>観光とビジネス活性化期待

運営開始式典で、くす玉を割って民営化を祝った=1日午後2時25分ごろ、名取市の仙台空港ターミナルビル

 仙台空港が1日、完全民営化空港としてスタートを切った。国管理空港では全国初。東急電鉄など7社が設立した民間会社「仙台国際空港」(名取市)が運営する。格安航空会社(LCC)を軸に新規路線の誘致を進め、利用者増と航空貨物の取り扱い拡大を目指す。東北各県や地元経済界と連携し、観光とビジネスの活性化にもつなげる。

 仙台国際空港は東急電鉄、前田建設工業、豊田通商など7社グループが設立した特定目的会社。2015年12月に国と実施契約を結び、正式に空港運営会社となった。
 今年2月にターミナルビルの運営と物販、航空貨物の取り扱い業務を開始。1日から滑走路維持や着陸料収受などの業務を国から引き継いだ。管制、税関、検疫は今まで通り国が担う。
 1日午後、空港ターミナルビルであった同社の運営開始式典で、岩井卓也社長は「東北の皆さまと一緒に汗をかき、交流人口増加と地域経済の活性化を図る」とあいさつした。
 同社の運営期間は30年(最長65年)。44年度に年間旅客数を現在の約1.8倍となる550万人にする目標を掲げ、18年度の黒字化を目指す。設備投資総額は30年間で342億円を予定。今年10月以降、ターミナルビルの改修やLCC搭乗施設の設置に乗り出す。


関連ページ: 宮城 経済

2016年07月02日土曜日


先頭に戻る