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<ベガルタ>渡辺監督 攻めに重点貫く

 仙台は第1ステージ後半に復調し、7勝2分け8敗の10位、昨季と同じ勝ち点23で終えた。渡辺監督にこれまでの戦いを振り返ってもらい、第2ステージの展望を聞いた。(聞き手は狭間優作)

内容には手応え
 −第1ステージを振り返って。
 「(5連敗を喫した)昨季と同じような浮き沈みを経験してしまった。勝ち点23には満足していない。ただ、内容には手応えを感じている。勝つべくして勝った試合が、昨季より多い」

 −3〜4月、名古屋、広島、G大阪、浦和に4連敗した。
 「広島戦は敗れたものの、ここ数年では最も相手のゴールに迫れた。G大阪戦では積極的に攻撃を仕掛け、後半は相手のシュートをゼロに抑えた。昨季、連敗した時は少々ばたばたしたが、今季は攻撃に重点を置く方針が明確だ。今後もこの戦いを変えるつもりは一切ない」

 −野沢の活躍が目立つ。MFから2トップに位置を変えた狙いは。
 「相手ゴールにより近い方が生きると思い、キャンプ前に本人に伝えた。これまでは相手チームの強みを消す作業に力を注いできたが、自分たちの強みを磨く方が、より良いパワーを発揮できる。今後、チャンピオンを目指していくためにも重要な考え方だと思う」

 −野沢、梁勇基らベテランが活躍する一方、若手をどう見ているか。
 「レギュラー組を超えるものは示せていない。もっとぎらぎらしてほしい。今季は(若手が多く参加する)午後の練習時間を多く設けた。花開くことを信じ、取り組んでほしい」
夏場対策を強化

 −苦手な夏場を迎えた。対策は。
 「練習時間を見直した。練習は厳しい暑さに対応するために正午前に始めた。(公式戦2日前の)紅白戦は午後に行い、ナイターの時間に体を慣れさせている。夏場対策は毎年、試行錯誤している。新しいスタッフは『そこまでやらなくても…』と言うが、僕は長年仙台にいるから分かる。さまざまな対策にトライし、有効な解決策を見つけたい」

 −目標の年間5位に向け、必要なことは何か。
 「さらなる選手間の競争だ。競争に勝てば、試合に出られる。今はけが人が多いが、戻って来れば競争は激しくなる。そうなれば、チーム力は自然と上がる」


2016年07月02日土曜日


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