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<全村避難>飯舘村役場、本庁舎に帰還

飯舘村内の本庁舎で5年ぶりに業務を再開した総務課

 東京電力福島第1原発事故で全村避難する福島県飯舘村は1日、役場機能を福島市の仮役場から村内の本庁舎へ5年ぶりに戻した。住民の長期宿泊も同時に開始。2017年3月末の避難指示解除に向けた環境整備を本格化させる。
 本庁舎に移したのは総務課や教育課など。住民票発行を担う住民課の一部や仮設住宅を管理する生活支援係は仮役場に残す。
 菅野典雄村長は本庁舎での訓示で「村民や、支援応援いただいている全国の方が村の復興を期待している。仕事に誇りを持って頑張ってほしい」と述べた。
 続いて庁内であった帰庁式には約50人が参加。書家による記念の揮毫(きごう)などが行われた。
 飯舘村は全村避難に伴い11年6月、福島市役所飯野支所の一角を借りて仮役場を設置。村内の本庁舎では14年4月、復興対策課と除染対策課(その後、復興対策課に統合)が先行して業務を再開した。
 村は帰還困難区域の長泥地区を除き、17年3月31日の避難指示解除が決まっている。長期宿泊には6月末時点で、83世帯193人が登録している。


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2016年07月02日土曜日


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