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<参院選東北>比例候補も地元で支持固め

 折り返しを過ぎた参院選(10日投開票)で、比例代表に立つ東北ゆかりの候補者たちも、地元などでの支持固めを急ぎながら、名前の浸透や党勢拡大を目指し懸命な選挙戦を繰り広げている。

 自民党新人の進藤金日子氏(53)=大仙市出身=は6月26日、仙台市青葉区で街頭に立ち、「農業の生産力向上には農地と水を守り、機能の保全と向上を図る必要がある。土地改良は日本の命綱だ」と強調した。
 元農水官僚。土地改良予算の復活を目指す全国土地改良政治連盟が9年ぶりに擁立した。25日の福島を皮切りに30日までに6県を回った。「食料供給基地の東北を支えるために予算を回復したい」と意気込む。
 2期目を狙う自民現職の高階恵美子氏(52)=宮城県加美町出身=は25日、JR仙台駅近くであった街頭演説会でマイクを握った。党宮城県連所属で日本看護連盟が全面支援する。「年を重ねても豊かに暮らせる社会をつくる。東北の社会保障を守る」と訴えた。
 公明党現職の横山信一氏(56)は北海道・東北ブロックの重点候補。30日に岩沼市であった演説会では農林水産関連の実績を強調。「農産物輸出に向け、国際的な食品衛生管理方式に対応した施設を増やすなど基盤を整備し、世界に発信していく」と力説した。
 「政治を変えるチャンス。市民と野党の勝利で安倍政権に審判を下そう」。共産党新人の岩渕友氏(39)=喜多方市出身=は28日、青葉区のアエル前で志位和夫党委員長と並び、声を張り上げた。
 国政選挙は5度目の挑戦。東北と北海道での票の積み上げに力を入れる。福島第1原発事故に伴う避難者の支援を続けてきた。「原発ゼロを実現させる。一人一人が大切にされる社会にしよう」と呼び掛けた。
 社民党新人の田山英次氏(56)=山形市出身=は党宮城県連副幹事長を務める。25日に青葉区であった個人演説会では「実質賃金は下がり続けている。大企業優遇の税制も続いている。ごまかし政治を変えよう」とアベノミクスを強く批判した。
 新党改革現職の荒井広幸氏(58)=田村市出身=は党代表として全国を飛び回る。27日には原発事故に伴う避難者が暮らす郡山市の仮設住宅を訪ねた。脱原発を強調する一方で、「原発に代わる雇用創出策として蓄電池の開発推進を訴えていく」と述べた。


2016年07月02日土曜日


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