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<路線価>東北8年ぶりプラス

 仙台国税局が1日発表した2016年分の土地の路線価=?=によると、東北の標準宅地の平均変動率は0.1%のプラスとなり、8年ぶりに上昇した。宮城は上昇率が3年連続で全国1位だったが、東京に逆転されて2位に後退。福島は2位から3位になった。
 県別の変動率をみると、宮城は2.5%上昇で4年連続、福島は2.3%上昇で3年連続のプラス。青森は1.9%、岩手は0.8%、秋田は3.9%、山形は0.9%それぞれ下落したものの、下げ幅はいずれも縮小した。
 6県の税務署別の最高路線価の上位10地点は表の通り。上昇したのは仙台市の3地点と郡山、福島2市の計5地点で、前年より1地点減った。東北トップは60年連続で仙台市青葉区のさくら野百貨店仙台店前の「青葉通」で、全国の都道府県庁所在地の中では5年連続で11位だった。
 6県の主要商業地(12地点)でみると、宮城と福島の4地点で上昇した。仙台市の「青葉通」の上昇率が最も大きかった。下落は横手市安田堰添の「国道13号通り」(マイナス5.3%)など5地点。変動なしは3地点だった。
 主要工業地(6地点)は仙台市宮城野区日の出町3丁目のみがプラス(上昇率5.9%)。下落したのは3地点で、秋田市新屋豊町は10.0%、青森市富田4丁目は6.3%、盛岡市東見前6地割は5.3%のマイナスだった。残り2地点は変動がなかった。
 福島第1原発事故による避難指示区域は算定が困難なため、昨年に続き路線価が「ゼロ」となった。

[路線価]1月1日時点の主要道路に面した土地1平方メートル当たりの評価額。相続や贈与による土地取得時の税額計算の基準になる。国土交通省が3月に発表する公示地価をベースとし、売買実例や不動産鑑定士の意見を踏まえて算出する。同一地点の評価額は公示地価の約8割の水準とされる。今年の評価対象は全国約33万6000地点(標準宅地)で、公示地価の2万5270より多い。標準宅地のうち、昨年と同一なのは約32万8000地点。


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2016年07月02日土曜日


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