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<参院選青森>激戦区青森に大物続々

 全国有数の激戦区となっている参院選(10日投開票)の青森選挙区(改選数1)で、与野党両陣営が党幹部や閣僚級の大物、人気応援弁士の投入を続けている。選挙戦終盤に向け、両陣営は大物弁士による街頭での援護射撃に加え、組織戦での票の上積みで接戦を勝ち抜く戦略だ。

 自民党現職山崎力氏(69)の陣営では、公示日を挟んで2回入った安倍晋三首相や菅義偉官房長官を筆頭に、閣僚級が続々県内入り。ラストサンデーの3日には石原伸晃経済再生担当相が青森、五所川原両市で街頭に立つ。
 人気の高さから遊説日程は党本部の専権事項とされる小泉進次郎党農林部会長は、異例の3回目の県内入りが4日に予定される。
 表舞台に加え、水面下でも別動隊が奔走し、票固めに動く。公示前の6月15日に竹下亘前復興相、28日には世耕弘成官房副長官が党支持の業界団体の関係者を集め、引き締めを図った。
 県連幹部は「大物弁士のカードは出し尽くした感もある。後半は組織戦を展開し、支持固めに力を入れる」と話す。
 民進党新人田名部匡代氏(47)の陣営もビッグネームが続々街頭に立った。1日には蓮舫党代表代行が2度目の県内入りをし、弘前、五所川原、青森各市で演説した。3日は岡田克也代表が3度目の応援で青森、八戸でマイクを握る。
 八戸が地盤の田名部氏にとって縁遠い津軽地方には細野豪志元環境相を6月25日に投入。同日、田名部氏の地元、八戸には山尾志桜里政調会長が訪れる両面作戦を行った。
 共闘する共産党も市田忠義党副委員長、社民党は福島瑞穂副党首らを送り込み、党員らに田名部氏支持を訴えた。
 陣営幹部は「お互い不特定多数向けに街頭での戦いが目立つが、実際は地道な地上戦が物を言う」と指摘。ラストスパートに向けて連合青森や共産党の組織部隊をフル回転させる構えだ。
 幸福実現党は釈量子党首が公示後に来県し、党新人三国佑貴氏(31)への支持を呼び掛けた。


2016年07月03日日曜日


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