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<名取市長選>復興加速化 2候補訴え

佐々木一十郎(ささき・いそお)50年1月10日、仙台市生まれ。東北工大中退。名取市議2期を経て、04年の市長選で初当選。
山田司郎(やまだ・しろう)63年5月13日生まれ、名取市出身。法政大卒。会社員を経て、08年の市議選で初当選。連続2期務めた。

 任期満了に伴う宮城県名取市長選は3日告示された。立候補を届け出たのはともに無所属で、4選を目指す現職の佐々木一十郎氏(66)と新人で元名取市議の山田司郎氏(53)。東日本大震災からの復旧・復興事業の加速化などを巡り、両陣営は初日から激しい舌戦を繰り広げた。
 選挙事務所で行われた佐々木氏の第一声には国会議員や県南部の首長らが駆け付け、3期12年の実績を強調。「1期目は何もできないものだ。復興の総仕上げとなる次の4年間のリーダーを変えたら、停滞する」(村上英人蔵王町長)などと支援を呼び掛けた。
 佐々木氏は復旧・復興事業について「今、懸命に取り組んでいるところだ。閖上の街の再生に全力を挙げる」と力説。今月1日に完全民営化された仙台空港を挙げ、「空港所在市として地域振興に努め、市をさらに発展させていきたい」などと述べた。
 山田氏は選挙事務所前の第一声で「津波が怖くて戻れない人を無理やり戻すのか、より西側に住まいを確保するのかが問われる」と閖上地区の現地再建を進める市政を批判。他の地域課題も解消して市内の均衡ある発展に取り組む決意を示し、世代交代を訴えた。
 佐々木常夫選対本部長は「当初、現職の姿は点にしか見えなかったが、手が届くところまで来た」と語り、市政刷新を主張。過去の市長選で佐々木氏と激戦を演じた石川利一県議(名取選挙区)も選挙カーに同乗するなどし、山田氏への支持を求めた。


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2016年07月04日月曜日


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