宮城のニュース

<18歳選挙権>10代有権者意見鋭く

主な「政策提案」(自由記述から)

 参院選で18歳選挙権が適用されたのに合わせ、河北新報社が公示前後に実施している「100人モニター調査」では、県内の10代の有権者に政治全般などへの意見も自由記述形式で尋ねている。これまでに寄せられた意見を「18歳選挙権」「政治不信」「憲法問題」「政策提案」の四つのキーワードでまとめた。

<18歳選挙権>
 今回の参院選から18歳選挙権が適用され、柴田町の18歳女性は「絶対に投票しに行きます」と力強く決意表明した。蔵王町の18歳女性は「投票率が下がっているので、上げるためにしなければならないことがあると思う」と意見を寄せた。
 「よく分からない、というのが大きいです」(若林区・18歳女性)などと、戸惑いを率直につづった若者も多かった。登米市の18歳男性は「まだまだ政治の理解が不足している。もっと関心を持つことが大切だと感じる」と回答した。

<政治不信>
 「どうでもいいことに時間をかけ過ぎる」。仙台市太白区の18歳男性は、政治家に「人の揚げ足を取っている暇があるなら、日本のことを真剣に話し合ってほしい」と注文した。
 参院選を巡っては「今後どんな政策を打ち出すのかが重要。与野党の争いが見たい訳ではないので、候補者にはそこを勘違いしてほしくない」(泉区・19歳男性)と辛辣(しんらつ)な意見も。
 調査期間中に政治資金の私的流用が発端で前東京都知事が辞職し、県内でも政務活動費の不正支出疑惑で前県議会議長が辞任に追い込まれた。複数のモニターが「政治と金の問題をなくすべきだ」(石巻市・18歳男性)と訴えた。

<憲法問題>
 参院選の争点の一つである憲法問題。青葉区の18歳男性は「今の憲法には矛盾が多すぎる」と改憲の必要性を強調した。
 慎重意見もあった。利府町の19歳女性は「憲法は変えてもいいが、9条の平和主義は絶対に変えてはならないし、国民の三大義務はそのままでなければならない」と書き込んだ。

[100人モニター調査]県内に在住し、1日時点で18、19歳の107人にモニターを委嘱。専用ホームページにアクセスしてもらい、回答を求める。第1回は6月3〜5日、第2回は13〜15日、第3回は27〜29日に実施。7月10日の投開票後に第4回を予定している。


2016年07月04日月曜日


先頭に戻る