宮城のニュース

<高校野球宮城>足腰鍛え 打撃に自信

ティー打撃で長打力に磨きを掛ける藤井=仙台市泉区の東北学院榴ケ岡高グラウンド

◎夏に燃える(中)東北学院榴ケ岡

 昨夏の宮城大会で4強入りを果たした後、新チームになった秋は中部地区予選の敗者復活戦で仙台商に1−7で敗れ、県大会に進めなかった。斎藤勁心主将(3年)は「1年生投手を相手に狙い球が絞れず、悔しい思いをした」と振り返る。
 雪辱を期して冬場は各選手が1日10キロのランニングや延べ1万回を超す素振りで足腰を鍛えた。成果は春に表れ、地区割りが変更されて臨んだ北部地区予選を勝ち上がって7年ぶりの県大会出場を果たした。
 県大会では24年ぶりの準々決勝進出。1回戦で佐沼を9−2の七回コールドで下し、2回戦は聖和学園を4−1で破った。打撃に手応えをつかんだチームの象徴が、地区予選と県大会で計3本塁打を放った藤井一星(2年)だ。練習試合も含めれば、春は計11本塁打とスラッガーぶりを発揮した。
 181センチ、75キロの恵まれた体格。昨秋まで代打起用が多かった背番号17は、春は5番に定着した。冬場に打撃フォームをノーステップに変え、「ボールを(手前まで)待って打てるようになり、本塁打が出て自信になった」。佐々木貴紀監督は「スイングスピードはプロ選手並み。期待するのは本塁打」と信頼を寄せる。
 6月の山形遠征では、春の東北大会8強の九里学園を8−3で破るなど3戦全勝と上り調子。4番の斎藤勁主将は宮城大会に向け、「昨秋までなら焦って自分たちを見失っていたが、強豪校が相手でも動じなくなった。藤井と共に中軸で点数を稼ぎ、勝ち抜きたい」と闘志を燃やす。


2016年07月04日月曜日


先頭に戻る