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<参院選ここに注目>政治に若者 引き寄せて

りんご飴マン(りんごあめまん)東京都小金井市生まれ。武蔵大卒。都内の広告代理店勤務後、りんごあめをきっかけに青森に興味を持ち、15年4月に弘前市へ移住。青森県内でのイベント出演や地元企業の企画のサポートなど、多方面で活躍している。

 参院選は10日の投開票に向けて折り返しを過ぎ、舌戦が熱を帯びてきた。経済政策、安全保障法制などに加え、暮らしに密着した争点もある。政治に何を期待するのか。東北でユニークな活動を展開する有権者に聞いた。

◎私の選択(4)青森をPRする生キャラ りんご飴マンさん=青森県弘前市

 −争点は。
 争点と言われても、ぴんと来ない。政治に関心を持つのが難しい若い世代へ、どのように訴えるかを見たい。若者にとって人ごとになってしまっている政治を、自分事(ごと)にしてくれる候補者を選びたい。

 −東京から移住して1年。地方のこれからは。
 県外の青森ファンを増やしていかないといけない。人を引き寄せるのは「面白さ」なので、ノウハウや違った視点を持っているよそ者の力も必要になってくる。
 地方創生の流れで補助金を得やすくなったが、目的や効果を事前に示さなければならない。税金ではあるが、面白さを生むため、もっと柔軟に使える補助金がほしい。

 −若い世代の投票率が低い。なぜか。
 インターネットの普及などで、政治を知るための環境は整っている。それでも投票しないのは、政治に関心がないから。「しなくてもいい自由」が増え、自分の好きな範囲で動く人が多くなっている。投票は強いるものではない。
 生活が厳しいなど政治に対して問題意識を持っていれば、選挙は自分事になりやすい。一方で、自分の周囲の社会に不満はあっても生活に支障がない人は、選挙に興味を持ちにくい。政治によって生活が変わる実感が必要だ。

 −与党に一言。
 地方創生という風向きはいい。しかし、地方は仕事がなく、職種も限られていて、給与も低いのが現実。移住して収入は半減した。地方の生活に憧れる人は多いが、収入や生活を考えると、憧れで終わってしまう。移住後を、より具体的に考えてほしい。

 −野党に一言。
 党を通して、政治を見ていないので何とも言えない。野党に限らず、誰のための選挙なのかを考えて訴えてほしい。不特定多数を対象に言いたいことを言うだけでは、有権者のアンテナに引っ掛からない。


2016年07月04日月曜日


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