山形のニュース

<モンテ>大黒2発 逃げ切る

山形―山口 後半、山形の大黒(33)がシュートを狙う

 第21節(3日・NDソフトスタジアム山形ほか=11試合)山形が山口に2−1で勝ち、通算6勝7分け7敗とした。勝ち点を25に伸ばして順位は11位。山形は前半、優位に試合を進め2−0で折り返した。後半は山口の反撃に遭い1点を失ったが逃げ切った。
 札幌が横浜FCに5−2で大勝し、勝ち点を45に伸ばして首位を守った。2位のC大阪は熊本に5−1で快勝して勝ち点43。3位松本は水戸に逆転勝ちし、同41とした。

<後半、攻め込まれる>
 山形は大黒が挙げた2点を守って逃げ切った。前半21分にディエゴのクロスをゴール前で頭で押し込み先制。42分には中央からアルセウが出した浮き球のパスに左足で合わせて追加点を奪った。後半は山口に攻め込まれる展開が続き、18分に失点したがリードを守り抜いた。

◎鋭い得点感覚で大黒らしさ発揮

 キックオフの直前、天気雨が降り上空に二重の虹がかかった。スタジアムに漂う勝利への期待に、大黒が2得点で応えた。
 前半16分、先発の林のけがにより、急きょ出番が回ってきた。5分後、右ショートコーナーから、ディエゴのクロスがゴール前にアーチを描いた。大黒はひしめく相手選手の守備をかいくぐり、頭で合わせた。
 42分にはペナルティーエリア手前にいたアルセウの浮き球のパスに反応。オフサイドぎりぎりで飛び出すとGKと1対1になり、振り向きざまに左足でボレーシュートを決めた。
 いずれも鋭い得点感覚を発揮した大黒らしいゴールだったが、「ディエゴ、アルセウの素晴らしいパスのおかげ」と仲間のプレーをたたえた。
 相手の厳しいマークを外し、得点できたのは汗をかき続けた成果でもあった。サイドや自陣方向に動いた後、相手DFラインの裏を狙うなど、駆け引きを繰り返し、揺さぶり続けた。
 先制点はホーム初得点になった。「サポーターの応援にゴールでお返ししたかった」。大黒コールが響く中、ほっとした表情で勝利の余韻に浸った。
(山形総局・須藤宣毅)

<いい形で点取れた/山形・石崎信弘監督の話>
 前節の水戸戦は前半の戦い方が悪く、前半だけで2点を失った。きょうは試合の入り方を意識し、いい形で2点を取れた。後半はリズムに乗れず、押し込まれた。粘り強く対応して2−1で勝ったが、前半、後半の90分間の戦い方を考えないと苦しくなる。


2016年07月04日月曜日


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