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<相馬野馬追>「流れ山踊り」6年ぶり復活へ

相馬野馬追に向けて練習する双葉、大熊両町の女性たち

 今年の相馬野馬追(23〜25日)で6年ぶりに「相馬流れ山踊り」を披露する福島県双葉、大熊両町の女性が2日、いわき市内で合同練習を行った。両町とも東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く。女性らは「懐かしいね」と言いながら練習に励んだ。
 踊りは24日に雲雀ケ原祭場地(南相馬市)で披露する。毎年、旧相馬藩の各郷が持ち回りで踊るため、「標葉郷(しねはごう)」の両町が登場するのは2010年以来。大熊町の女性はいわき市や会津若松市、双葉町はいわき市や郡山市、茨城県つくば市などの避難先で練習を重ねてきた。
 合同練習に県内外の避難先から約60人が参加。約2時間、金の扇子とひしゃくを手に所作を確認したり、踊りを合わせたりした。
 「6年ぶりに大熊の人たちと練習でき、懐かしい。野馬追では震災に負けないという姿を見せたい」と双葉町相馬流れ山踊り保存会の中村富美子さん(75)。大熊町の会長東海林雅子さん(75)も「避難生活はストレスも多い。みんなで楽しく、きれいに踊りたい」と話した。
 野馬追には両町から40人ずつ参加する。10、18日も合同で練習し本番に臨む。


2016年07月05日火曜日


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