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<宮城豪雨>鳴瀬川氾濫最小限に 方針策定

 昨年9月の宮城豪雨を踏まえ、国土交通省や県、流域市町村など「鳴瀬川等大規模氾濫に関する減災対策協議会」は5日、鳴瀬川や吉田川、江合川と支流の氾濫被害を最小限に食い止めるための取り組み方針をまとめた。
 国が昨年12月に発表した国直轄河川対象の水防災意識社会再構築ビジョンに基づく方針で、東北6県では初めての策定となった。
 方針の標語は「逃がす・防ぐ・取り戻す」。住民主体の水防災をうたったビジョンに沿い、(1)住民が主体的に避難できるよう促す(2)人命と財産を守る水防活動を強化する(3)日常生活を早急に取り戻すため排水活動を強化する−を掲げた。
 向こう5年間で河道の掘削、堤防の強化、赤色灯で水位警報を伝える「簡易アラート」の設置など危機管理基盤の整備、大規模な避難訓練や防災講習会の開催などに力を入れる。方針は毎年の協議会で実情に応じて見直す。
 5日の会合には流域11市町村の首長らが出席。「夜間の急激な増水時は避難勧告・指示を出すタイミングが難しい」「高気密住宅は防災無線が聞こえにくい」などの課題が出された。


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2016年07月06日水曜日


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