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<仙台空港民営化>利用促進策もテークオフ

1日に就航したエンブラエル190

 仙台空港が1日に完全民営化されたのに合わせ、航空会社などが空港の利用促進に乗り出した。日本航空の子会社ジェイエア(大阪)は、仙台−大阪(伊丹)線で新型の機材を導入。旅行会社は宮城県などと連携し、空港利用者を対象に海外旅行をプレゼントするキャンペーンを始めた。
 ジェイエアの新型機はブラジル・エンブラエル社の「エンブラエル190」。リージョナルジェットと呼ばれる小型旅客機で座席数は95席。従来の「同170」より19席増えた。
 全席に本革シートを採用し、機体前方の15席は前後左右の間隔が広めの「クラスJ」を設定した。レッグレストやコンセントが付き、普通席料金に1000円の追加で利用できる。
 1日7往復の仙台−大阪線のうち3往復で新型機を使用。今秋をめどにすべて新型機にする計画。日本航空エリア販売推進室の岩崎景生統括マネジャーは「ビジネスなど個人客が中心だったが、席数が増えたことで団体の旅行客の利用も可能になる」と話す。
 日本旅行協会東北支部(JATA)と宮城県は1日、9月30日までの予定で民営化応援キャンペーンを始めた。JATA加盟の旅行会社から仙台発着の旅行商品を購入した人を対象に、ソウルや上海などへの海外旅行を4組(1組2人)に抽選で贈る。
 県は1日から、30歳未満で4月1日以降にパスポートを新規取得し、対象の海外旅行商品を購入した先着300人に1万円をキャッシュバックする独自の利用促進策を展開中。5日までに約120人が申請した。
 県空港臨空地域課の担当者は「仙台空港では今後、格安航空会社(LCC)を軸に誘致が進められることを踏まえ、若者の利用を促していく」と話している。


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2016年07月06日水曜日


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