宮城のニュース

<楽天>塩見痛恨の7回 満塁策裏目

7回日本ハム1死二、三塁、大谷の2点二塁打で三走・陽岱鋼(中)と二走・西川(右)が生還。ぼうぜんとする東北楽天先発の塩見(伊深剛撮影)

 東北楽天の先発塩見貴洋は地方球場で勝てないジンクスをまたも破れなかった。七回途中9安打7失点と踏ん張れず、プロ入り後、盛岡、山形、秋田、那覇と続き、再び山形で黒星を喫した。「全体的に球が高かった。地方球場? 関係ないです」と顔を曇らせた。
 2−2の七回、満塁策が裏目に出た。2安打などで1死二、三塁を招き、陽岱鋼を敬遠。左打者との勝負を選んだが、西川遥輝へ初球のスライダーが甘く入った。中越え二塁打を浴び、2点を勝ち越された。同球種を効果的に使い、前の打席まで2三振を奪った相手だけに「スライダーに張られていた。簡単に入り過ぎた」と悔しさをにじませた。
 続く大谷翔平は速球で内角を突いて詰まらせたものの、打球は左翼手の前にぽとりと落ちた。この日、誕生日を迎えた22歳との対戦を前に「いい思いはさせない」と意気込んでいたが、不運な当たりでさらに2点を失い、勝負を決められた。
 チームは今季も山形のファンに勝利を届けることはできなかった。球団創設の2005年から当地で6戦全敗。梨田昌孝監督は「10試合ぐらいやれば、一つぐらい勝つだろうけど。申し訳ない」と自嘲気味に語った。(佐藤理史)


2016年07月06日水曜日


先頭に戻る