宮城のニュース

<高校野球>A・Bブロック 東陵、投打ともに優位/目指せ甲子園(上)

 第98回全国高校野球選手権宮城大会は9日、仙台市宮城野区の楽天Koboスタジアム宮城で開幕し、72チームが甲子園出場を懸けて熱戦を展開する。優勝争いは第1〜3シードの私立勢、東陵、東北、仙台育英が軸となることが予想され、柴田、仙台商などの公立勢が追う。組み合わせをA〜Dの4ブロックに分けて大会を展望した。

 Aブロックは第1シードの東陵が投打で抜けている。優勝した春の県大会では主戦八鍬が全4戦で完投し、防御率1.95と安定。打線は2番吉野、3番小畑が打率4割を超え、打率3割台の5番伊藤も勝負強い。
 ただ、東北大会決勝の東北戦で敗れ、八鍬が7回1/3で6失点したのが気掛かり。準々決勝の八戸工大一(青森)戦で完投した加藤ら控え投手の踏ん張りや打線の援護が鍵を握る。
 富谷は県大会で初めて8強入り。主戦右腕菅原が全3試合を一人で投げ切り、防御率1.67。切れのあるスライダーを武器に打たせて取る。打撃陣も中軸の荒井や佐藤大に長打力があり、投打のバランスが良い。
 Bブロックは県大会4強で第4シードの柴田、8強の仙台商が有力。柴田は県大会4試合で9盗塁、13犠打と、足を絡めて得点につなげた。準決勝の東北戦は六回に5点を奪われ、逆転負け。3位決定戦は仙台育英に七回コールドで敗れただけに、2年生の主戦岩佐や3年生の保志ら投手陣の奮起に期待がかかる。
 仙台商は中部地区予選決勝で仙台育英、県大会準々決勝で東北にそれぞれ延長十回サヨナラ負けした。主戦の2年生左腕乙戸と、全3試合での打率が共に4割を超えた1番菊地や4番天野らの打線がかみ合い、接戦をものにできれば、上位進出も見えてくる。
 ほかに公立勢では、県大会2回戦で東北に敗れてノーシードながら、北部地区予選を制した利府が巻き返しを狙う。


2016年07月06日水曜日


先頭に戻る