福島のニュース

福島産モモで新商品 風評払拭へPR

ジュースなどモモの新商品を手にする高橋さん

 原発事故の風評払拭(ふっしょく)に取り組む福島市の果樹農家などでつくる「ふくしま土壌ネットワーク」は5日、福島県産モモで開発したペーストとジュースの試食会を市内で開いた。ペーストは今月、市内と東京で試験販売する。
 開発したのは果肉のペースト「農家のももトースト」と果汁100%ジュース。ともに主力品種「あかつき」のうち糖度12度以上のモモを原料にした。
 ペーストは低温で加熱して果肉の味わいを生かすように工夫。ジャムやシャーベットなど、さまざまな食べ方を楽しめるという。
 開発は産地再生を目指す「桃の力プロジェクト」の一環。福島市内の女性グループが皮をむく作業で協力し、いわき市のフランス料理店シェフがとろみの出し方などで助言した。
 試食会には活動を支援する大手企業の関係者ら約30人が出席。「ジュースはすっきりとして飲みやすい」「ジンやウオッカのような酒にペーストを加えても合いそう」などの声が出た。
 ペーストの試験販売(120グラム入り600円)は10日にJR福島駅東口で、23、24日に東京・日本橋の福島県のアンテナショップで実施。ジュースは試飲してもらって意見を聞き、今後の販売につなげる。
 土壌ネット代表の高橋賢一さん(46)は「モモ本来の味を感じてもらい、生食へのアプローチにもなればうれしい」と期待した。


2016年07月06日水曜日


先頭に戻る