宮城のニュース

トマト復興後押し 松島に新ガラスハウス

完成したガラスハウスは広さ1ヘクタール。「松島産のトマトをどんどんPRしたい」と内海代表は話す=松島町磯崎

 宮城県松島町の農業生産法人マキシマファームが同町磯崎に建設していたガラスハウスが完成し、1日にトマトの種まきをした。広さが1ヘクタールあり、土を使わない養液栽培に取り組む。「松島とまと」のブランド名で9月末に出荷する予定。輸出も視野に入れる。
 マキシマファームは農業生産法人サンフレッシュ松島(松島町)と、鉄鋼・機械商社の岡谷鋼機(名古屋市)の共同出資で設立。サンフレッシュ松島のガラスハウス隣接地に、新たなハウスを造った。
 鉄骨で建物を支える構造で、暖房にはLPガスを使用。排出する二酸化炭素で成長を促進させる。養液栽培の本場オランダのシステムを採用した。事業費は約8億円で、国の「強い農業づくり交付金」を活用した。
 年間の生産量320トン、売り上げ1億2000万円を目標に掲げる。サンフレッシュ松島が栽培する分を合わせ、「松島とまと」の出荷倍増を目指す。岡谷鋼機の海外拠点を通じ、輸出の可能性を探る。
 1日は従業員らが専用マットに種まきをした。85日間程度で収穫できる。9月末に出荷を始め、10月に本格的に稼働させる。
 マキシマファームの内海正孝代表(59)は「東日本大震災の被災地である松島の復興のためにも、特産物としてトマトをPRしていきたい」と意気込む。


関連ページ: 宮城 経済

2016年07月07日木曜日


先頭に戻る