山形のニュース

「満開1」子牛に高値 平忠勝の後継種雄牛

高値での落札が続く「満開1」の子牛=6日、新庄市の山形最上家畜市場

 山形県産種雄牛として人気を集める「平忠勝(ひらただかつ)」の後継となる「満開1」の子牛が6月から県内の家畜市場に出され、高値で取引されている。山形最上家畜市場(新庄市)で6日にあった競りでは、真室川町の子牛生産者が飼育した去勢牛(338キロ)に約145万円の値が付いた。

 6日の競りで、「満開1」の子牛8頭の平均落札価格は約97万円。上場された全137頭の平均約78万円を20万円近く上回った。
 「満開1」は、評価の高い「平忠勝」と優良血統の「さくら」を交配し、2009年8月に米沢市で誕生した。全国共通の検定の結果、枝肉重量や、おいしさの目安となる霜降りの度合いが大きく、「平忠勝」を上回った。凍結精液は県内外に約1万1000本が供給されている。
 県畜産振興課の担当者は「直系の平忠勝と比べても1頭から精肉が多く取れ、肥育農家に利点がある。子牛が高値で取引されれば繁殖農家の意欲が増す。山形牛の品質向上やブランド力強化につなげたい」と話す。
 「満開1」の子牛は今後、県内の市場で月30〜40頭が競りにかけられる見通し。肥育農家の手を経て2年後には消費者の元に届く。


関連ページ: 山形 経済

2016年07月08日金曜日


先頭に戻る