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<山形大>発がん性物質 14年度も誤報告

 山形大が発がん性大気汚染物質ジクロロメタンの2015年度排出量として根拠のない数値を山形県に報告していた問題で、同大は7日、記者会見し、14年度にも根拠のない数値を報告していたことを明らかにした。現場責任者を務める教授が、数値の算出方法を把握していなかったことが原因という。
 同大蓄電デバイス開発研究センター(米沢市)が14年度に排出したジクロロメタンの量は6670キログラムだったのに、0キログラムと報告していた。この教授は会見で「タンクなどに全て(ジクロロメタンが)残っていると思い込んでいた」と話した。
 1万6000キログラムと報告していた15年度の正しい排出量は1万668キログラムだった。15、16両年度のジクロロメタン購入量の合計を誤って記していた。
 問題発覚後、同大が周辺の大気と水質調査を実施した結果、「環境への影響はなかった」という。
 排出量は県を通じて国に報告することになっており、同大は来週中にも14、15両年度の正しい排出量を再報告する方針。
 事務処理を担当する工学部の飯塚博学部長は「各方面にご迷惑とご心配をお掛けしたことをおわびし、再発防止に努めたい」と謝罪した。


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2016年07月08日金曜日


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