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<参院選福島>首相が陣頭vs玄葉氏応戦

街頭演説で自民候補への支持を訴える安倍首相=7日午後5時20分ごろ、福島市栄町
民進候補への支持を呼び掛ける玄葉氏=7日午後3時ごろ、田村市船引町

 安倍晋三首相は7日、参院選(10日投開票)の応援で福島県に入り、最終盤まで現職同士の接戦が続く福島選挙区の自民候補への支持を訴えた。一方、民進党選対委員長の玄葉光一郎衆院議員(福島3区)は県外での遊説を取りやめ、民進候補支援のため急きょ地元入りして対抗した。
 同選挙区は改選数が2から1に減り、自民の法相岩城光英氏、野党統一候補で民進の増子輝彦氏の両現職が生き残りを懸けた争いを繰り広げている。
 安倍首相の福島入りは公示日を挟んで3回目。この日は喜多方市や田村市など4カ所で街頭に立った。
 約1500人が集まった喜多方市の運動公園で演説した安倍首相は「復興に力を入れ、福島の完全復活を目指す」と主張した。
 福島市の中心市街地では2000人を前に「アベノミクスは道半ば。やめたらまた暗い時代に戻ってしまう」と強調。野党共闘については「理念も政策も違い、無責任の象徴だ。批判ばかりでは何も生み出さない」とまくし立てた。
 同選挙区には、8日に菅義偉官房長官、選挙戦最終日の9日には小泉進次郎自民党農林部会長が入る。
 これに対して玄葉氏は、自身の選挙区で盤石の地盤を誇る田村市や須賀川市を回り、自陣に攻め込む安倍首相に対抗した。
 安倍首相が田村市で演説したほぼ同時刻には、約1.5キロ離れたスーパー駐車場で120人を前に演説。「私の牙城を崩そうと狙い撃ちしてきた。絶対に負けられない」と敵意をむき出しにした。
 玄葉氏は「原発は40年で廃炉にしようと決めたのに、安倍政権は60年動かそうとしている。3.11など無かったかのようなエネルギー政策は許せない」と主張。「福島県民の良識を示すために最後まで声掛けを」と呼び掛けた。

 ◇福島選挙区立候補者(1―3)
岩城 光英66 法相     自細現(3)(公推)
矢内 筆勝54 幸福実現党員 諸 新
増子 輝彦68 元経産副大臣 民 現(2)(社推)


2016年07月08日金曜日


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