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<楽天>則本リベンジ 粘って和田に投げ勝つ

8回2失点で9勝目を挙げた東北楽天・則本

 東北楽天の先発則本が敵地で借りを返した。ちょうど2週間前、ホームでのソフトバンク戦、六回まで無安打無失点の和田に対し、6回6失点と苦杯をなめた。それだけに「やり返したい気持ちがあった」。毎回のように走者を出したが、「粘り強く投げられた」と八回まで2失点の熱投。和田との投げ合いに雪辱し、リーグトップタイの9勝目をつかんだ。
 最後まで直球に勢いがあった。序盤から力のある球を投げ込み、八回にはこの日最速の152キロをマーク。「テンポは悪かったが、球自体は良かった」。変化球との緩急も駆使し、要所を三振や併殺で切り抜けた。
 女房役足立の配球も巧みだった。見せ場は同点の八回、無死一塁で内川を三ゴロ併殺に仕留めた場面だ。「併殺を狙った。これまでの打席で一度も投げていなかったチェンジアップで」。相手の意表を突いた球で攻撃の流れを絶ち、九回の味方の反撃を呼び込んだ。
 勝利の立役者となったエースに対し、「責任感を持って投げてくれた。則本で初戦を取れたのは大きい」と梨田監督。則本は「今季は自分の力で取れなかった勝ちが多い。点を取ってくれた野手に感謝したい」。投打の信頼関係が深まった勝利だった。(佐々木智也)


2016年07月09日土曜日


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