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ホタテ漁船転覆 親子2人死亡

転覆した光安丸の引き揚げ作業=8日午後2時35分ごろ、青森県平内町

 8日午前8時50分ごろ、青森県平内町の清水川漁港沖約6キロの陸奥湾で、「漁船が転覆している」と町漁協に通報があった。転覆したのは同町清水川、漁業船橋光行さん(67)のホタテ漁船「光安丸」(4.3トン)で、付近の海上で船橋さんが、約3時間後に母親のフツノさん(93)が船内でそれぞれ見つかった。ともに搬送先の病院で死亡が確認された。
 町漁協によると、2人は同日午前4時すぎに海に出て、ホタテ養殖施設の保全や補修をしていた。天候は晴れで、強風やうねりはなかった。青森海上保安部が事故原因を調べている。
 漁協関係者の男性(57)は「今年はホタテの成育が良く、カキやフジツボなどの付着物も多い。養殖施設が重過ぎて転覆したのではないか」と話した。
 同漁港で働く近所の女性(78)は「光行さんは母思いの真面目な人。フツノさんはいつも笑っていて、元気な人だった。『100歳まで漁をする』と言っていたのに、こんな別れ方になるなんて」と語った。


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2016年07月09日土曜日


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