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<参院選東北>投票率予想さまざま 東北の各陣営

 10日に投開票が迫った参院選で、東北6選挙区の各陣営が投票率の行方に注目している。激戦が続く選挙区を中心に、前回2013年より上昇するとの見方が出ている。都市部の反応などから低下を見込む陣営の方が多く、無党派層の動向が結果を左右しそうだ。

<青森選挙区>
 自民現職山崎力氏、民進新人田名部匡代氏の両陣営が全国ワーストだった前回よりやや上昇すると読む。
 48〜52%を予想する山崎氏陣営は「選挙権年齢の引き下げが弾みになれば、と思う」と期待する。3〜4%の上昇とみる田名部氏陣営は「関係者は盛り上がっているが、有権者に浸透するのは難しい」と懸念も。

<岩手選挙区>
 自民新人田中真一氏の陣営は前回をやや上回る60%前後と予想する。「18歳選挙権の導入で、20代、30代も刺激を受けて投票すると期待したい」と言う。
 無所属新人木戸口英司氏の陣営は50%台前半と低下を見込む。「都市部はまだ関心が低い。無党派層に訴えが明確に伝わっていないかもしれない」とみる。

<宮城選挙区>
 自民現職熊谷大氏、民進現職桜井充氏の陣営とも、補選を除けば1995年(41.06%)以来の「50%割れ」を予想する。
 46、47%とみる熊谷氏陣営は「有権者の関心は低い。候補者の顔ぶれが変わらないことも理由だろう」と分析。桜井氏陣営は「50%を下回るだろう。特に仙台圏の関心が薄い」とみる。

<秋田選挙区>
 自民現職石井浩郎氏の陣営は50%をやや上回る程度と低下を予想する。「最終盤に入っても全体として静か。関心の高まりが感じられない」と戸惑う。
 民進元議員の松浦大悟氏の陣営も50%程度とみる。「選挙権年齢が18、19歳に引き下げられても、若者の投票率が低いために伸び悩む」と分析する。

<山形選挙区>
 自民新人月野薫氏の陣営は前回を下回る58、59%と見込む。「18歳選挙権で注目が高まっているが、県全体で関心が高まっているとは言い切れない」と話す。
 無所属元議員舟山康江氏陣営も60%を切る57%と予想。「全国的に低下傾向にあるため。大きなテーマの憲法改正の議論が隠されていることも一因」とみる。

<福島選挙区>
 自民現職岩城光英氏の陣営は選挙戦を「だんだんと盛り上がってきた」と分析。投票率は「55%いけば上出来」と前回をやや上回る程度と予測する。
 民進現職増子輝彦氏の陣営も55%と予想する。現職同士が1議席を巡って激しく競り合っており「激戦となっているので関心は高いのではないか」との見方だ。


2016年07月09日土曜日


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