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<名取市長選>山田氏初当選 復興で対話訴え

山田司郎氏

 任期満了に伴う名取市長選は10日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元名取市議の山田司郎氏(53)が無所属現職の佐々木一十郎氏(66)を破り、初当選を果たした。
 名取市手倉田に構えた山田氏の事務所に当選確実の一報が伝えられると、集まった支持者約200人から大歓声が湧き起こった。山田氏は「置き去りにされた地域課題にスピードとエネルギーを持って取り組み、市内の均衡ある発展を目指す」と語った。
 佐々木氏が推進する閖上地区の現地再建方針に異を唱え、2月から選挙準備を進めてきた。選挙戦でも「復興がここまで遅れたのは市民の声と懸け離れた市政運営の結果だ」と強調。対話重視の姿勢を鮮明にして有権者の心をつかんだ。
 佐々木氏は「現地再建方針は市民の声を取り入れて決めた。今、計画を見直したら復興が何年も遅れる」と説明したが、市民の理解は得られなかった。佐々木氏は10日夜、同市増田の事務所で支持者約100人を前に「復興の道半ばでバトンを渡すことになり誠に残念だ」と述べた。
 当日の有権者は6万1630人。投票率は58.31%で前回を18.31ポイント上回った。

 ◇名取市長選開票結果
(選管最終)
当20,677山田 司郎 無新
 14,635佐々木一十郎 無現

●山田司郎(やまだ・しろう)53(1)
私立高PTA会長(市議(2)、会社員)名取市、法大  
 


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2016年07月11日月曜日


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