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<参院選宮城>地域課題の「診療」に力

◎当選者の横顔/桜井充(さくらいみつる)さん

 医師として不登校や拒食症に悩む患者と接し、「目の前の一人一人を救うだけでなく、社会を変えなければ根本的解決にならない」と政治の世界に飛び込んだ。
 医師と政治家に共通点を見いだす。医師が患者を診療し処方するのと同様、政治家は地域の課題を見つけ政策を提案する。現行制度の壁にぶつかった時、官僚と戦い、突破する政治家こそが「18年間追い求めてきた理想像」と言う。
 選挙期間中、街頭で給付型奨学金制度の導入を訴えていると、ティッシュ配りをする若い女性と目が合った。女性は奨学金を返済するため、アルバイトを続けていると明かした。
 「今は2人に1人が奨学金を借り入れる時代。借金を背負い、社会に出なければならない現状はおかしい」。国家予算は公共事業より、教育や医療、介護など「人を大切にする予算」に使うべきだと主張する。
 選挙戦では妻で医師の宏子さん(57)がマイクを握るなど後方から支えた。初当選時、周囲から退職を促された宏子さんを「辞めなくていい。進みたい道を歩いてほしい」と擁護した。「仕事に情熱を持ち、家庭を守る妻を尊敬している」


2016年07月11日月曜日


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