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<参院選>激戦の青森、福島で最後の訴え

候補者の最後の訴えを聞き、気勢を上げる聴衆=9日午後6時50分ごろ、JR郡山駅前

 参院選は9日、選挙戦最終日を迎えた。全国屈指の激戦区となっている青森、福島両選挙区(改選数各1)では、与野党候補が党本部のてこ入れを受けながら最後の訴えを展開。熱戦の余韻を残し、18日間にわたる攻防を締めくくった。

◎青森/幹事長応援アピール

 青森選挙区では自民党現職の山崎力氏(69)、野党統一候補で民進党新人の田名部匡代氏(47)の両陣営が県都青森市に照準を定め、街頭で猛アピールした。各党本部はともに幹事長を投入し、ラストスパートをかけた。
 山崎氏は平内町のスーパーを皮切りに、青森市内数カ所で街頭演説。午後3時半ごろ、谷垣禎一幹事長が駆け付け「政治の安定のため、自公に力を」と呼び掛けた。山崎氏は「少子化に歯止めをかけ、国の衰退を食い止める。青森代表として国政に帰りたい」と訴えた。
 田名部氏は市内の団地で街頭演説を開始し、スーパーなどで有権者と握手を重ねた。夕方には枝野幸男幹事長が4度目の青森市入り。「安倍政権から政治を取り戻す。1票でも上積みを」と熱弁。田名部氏は「歯を食いしばって生きている皆さんの声を国政に届けたい」と声を振り絞った。

◎福島/「復興」前面に 声枯らす

 現職2人が競り合ってきた福島選挙区。4選を目指す自民党の岩城光英氏(66)は中通り、地元の浜通りを回って街頭に立った。川俣町などで行った遊説には、小泉進次郎党農林部会長が同行。小泉氏は「1票差で構わない。勝たせてほしい」と訴えた。
 最後の演説場所は福島市中心部。岩城氏は「(原発事故で)9万人近くが今も不自由な生活を余儀なくされている。復興の加速化を進める」と力を込めた。
 3選を狙う民進党の増子輝彦氏(68)は郡山市や本宮市など、地盤とする地域を中心に回った。
 JR郡山駅前で増子氏は「もう一度、福島の復興再生の先頭に立たせていただきたい」「もう一押し、もう一押し声が広がれば必ず勝てる」と力を込めた。
 応援のマイクを握った党選対委員長の玄葉光一郎衆院議員(福島3区)は「日本の分かれ道となる選挙。(この地域の)投票率に懸かっている」と叫んだ。


2016年07月10日日曜日


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