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<参院選宮城>富谷町 票の点検長引く

点検待ちの票を手に立会人の前に並ぶ町職員=11日午前3時20分、富谷町役場

 10日投開票された参院選の宮城選挙区(改選数1)は、富谷町で開票の立会人が細かく票を点検して作業が遅れるなどしたため、結果の確定が11日午前4時55分にずれ込んだ。同選挙区の選管最終は予定より約4時間遅れとなった。
 町選管によると、開票は町役場で10日午後9時に開始。直後から選挙区の立会人の男性1人が票を一枚一枚、テーブルに並べるなどして入念に点検し始めた。作業が滞り、選管は男性に速やかに点検するよう要請したが「早く知らせるより正確さが大切だ」と聞き入れなかった。
 男性は特定候補の票についても「筆跡が似ている票が複数ある。不正ではないか」と訴えたが、小松春子選管委員長が他の立会人2人の意見を聞き「問題なし」として作業を続けた。
 同町では前回2013年参院選でも結果の確定が予定より3時間15分遅れた。この際も同じ男性が比例代表の立会人を務めた。
 小松委員長は「時間がかかったのは残念だが、全立会人が職務を全うしようとした結果と受け止めるほかない」と話した。開票作業には職員約40人が携わり、一様に疲れた表情を浮かべていた。
 一方、県選管によると、比例代表の開票で目立った作業の遅れはなかったが、10日午後11〜12時にかけて各市区町村の投票所から届くデータが集中して作業が停滞し、ホームページで公表する開票速報に遅れが生じた。
 担当者は「市区町村選管からの投開票結果は予定時間より早かったり、遅かったりするため、対応が難しい。正確、迅速に公表できるよう対策を検討する」としている。


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2016年07月12日火曜日


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