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<常磐線>小高−原ノ町5年ぶり営業運転再開

JR小高駅を出発する常磐線の下り車両(左下)=12日午前8時40分すぎ

 JR東日本は12日、福島県南相馬市の常磐線小高−原ノ町間(9.4キロ)で営業運転を再開した。同区間は東京電力福島第1原発事故などの影響で5年以上にわたり不通となっていた。市の一部に出ていた避難指示が同日解除され、並行して実現した鉄路復旧に沿線が沸いた。
 同市原町区の原ノ町駅で出発式が開かれ、JR東の深沢祐二副社長が「常磐線の全通に向けた大きな一歩だ。住民がにぎわいを取り戻せるよう安全運行に努める」とあいさつ。桜井勝延市長、政府の原子力災害現地対策本部長を務める高木陽介経済産業副大臣らが1番列車に乗り込んだ。
 小高−原ノ町間では1日当たり上下18本の普通列車が運行される。原発事故前は32本が走っており、JRは今後の需要に応じてダイヤを見直す。
 常磐線は相馬(相馬市)−浜吉田(宮城県亘理町)間も年内に再開する予定。JRは帰還困難区域を含め2019年度中の全線開通を目指している。


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2016年07月12日火曜日


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