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<都知事選>増田氏出馬 都政混乱解決へ決意

東京都庁で記者会見する増田寛也氏=11日午後

 東京都知事選(14日告示、31日投開票)を巡り、自民党都連は11日、前岩手県知事で元総務相の増田寛也氏(64)の擁立を決め、党本部に推薦を申請した。増田氏は都庁で記者会見し、正式に立候補を表明した。自民は元防衛相の小池百合子衆院議員(63)=東京10区選出=が立候補を表明しており、分裂選挙となる。
 増田氏は会見で「都政の混乱を解決するために先頭に立つ。岩手県知事や総務相としての経験を十二分に発揮したい」と述べた。待機児童など子育て、超高齢化社会、首都直下地震の三つの不安解消を目指す。
 成長プランとして(1)2020年東京五輪・パラリンピックの成功(2)観光産業の成長で東京を世界有数の観光都市に(3)東京五輪のエネルギーを20年以降の次の成功につなげるための街づくり−を掲げた。
 増田氏は同日、公明党都本部にも推薦を要請した。
 増田氏は東京都生まれ。東大卒。旧建設省を経て1995年から岩手県知事を3期12年務めた。第1次安倍、福田両内閣で総務相。東京一極集中や人口減少、少子高齢化に警鐘を鳴らす報告書を発表している。
 小池氏は11日の記者会見で2020年東京五輪・パラリンピック関連予算の適正化、知事報酬の削減といった公約を発表した。
 一方、民進党都連は11日、元経済産業省課長の古賀茂明氏(60)に立候補を要請した。古賀氏は「大変光栄なこと」と前向きに応じ、野党統一候補の擁立に向けた調整が必要との認識を示した。今後、民進、共産、社民、生活の4野党の協議が進むとみられる。
 ただ党本部には擁立に異論もあり、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)の名前が浮上しているという。
 11日には元日弁連会長の弁護士宇都宮健児氏(69)も都庁で記者会見し、正式に立候補を表明した。
 民進党都議らから立候補を要請されていた元防衛副大臣の長島昭久衆院議員(54)=比例東京=は同日、立候補しない考えを明らかにした。また、タレントの石田純一氏(62)は同日、都内で記者会見し、立候補断念を表明した。「野党統一候補になれれば出馬する」と表明していた。


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2016年07月12日火曜日


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