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<参院選青森>投票率ワーストついに脱した!

イオンタウン平賀に設置された共通投票所では、買い物ついでに投票する有権者の列ができた=10日午後3時30分ごろ、平川市小和森

 10日に投開票が行われた参院選で、青森選挙区の投票率が55.31%(全国27位)となり、直近の過去2回の国政選挙で記録した全国最下位を脱した。2013年参院選と比べ9.06ポイント上昇し、伸び率は全国トップ。脱ワーストを目指した県選管のさまざまな対策に加え、大接戦だったことも押し上げ要因となった。今回初めて有権者になった18歳の投票率も50%を超えた。
 参院選で青森選挙区の投票率が全国を上回ったのは1998年以来。全国最下位は2013年参院選(46.25%)、14年衆院選(46.83%)でストップした。県選管は、期日前投票所の増設や、事実上の一騎打ちで与野党対決が分かりやすく、激戦で関心が高まったことなどが投票率向上につながったと分析する。
 期日前投票所は、商業施設や大学など利便性の高い施設を中心に、昨年の知事選より27カ所多い100カ所に設置。設置先の施設内にある店舗も、投票した人向けのサービスを用意するなど協力した。期日前投票率が16.97%と過去最高を記録し、投票総数に占める割合は30.77%に上った。
 さらに、東北で初めて平川市が「イオンタウン平賀」に設置した共通投票所では、当日の同市の投票者約1万5000人の1割を超える有権者が投票。市の投票率は前回を10.67ポイント上回る56.02%に上昇した。
 市選管の対馬一俊事務局長は「家族連れや買い物客の関心を集められ、一定の効果があった。今後も国政、地方選に関わらず活用を検討したい」と話す。
 今回有権者に加わった18、19歳の投票率(抽出調査)では、18歳が51.09%と全国並みの高さだった。高校での主権者教育や高校生313人によるメッセージリレーなどの啓発の効果とみられる。
 県選管の渋谷治副参事は「継続的な啓発に加え、民間企業の協力による投票環境の向上が大きな要因。今後もさらに上を目指さなければ」と気を引き締める。


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2016年07月13日水曜日


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