山形のニュース

<JR東>酒田に新型レーダー設置へ

 山形県庄内町で2005年に起きた羽越線特急転覆脱線事故で、JR東日本は12日、酒田市沿岸部に突風探知のための新型ドップラーレーダーを新設すると発表した。町内のJR余目駅屋上に9年前に取り付けた旧型レーダーは撤去する。
 ドップラーレーダーは雨の粒子をとらえ、突風の原因とされる日本海上空に発生する渦の動きを検知する。新型レーダーの設置場所は、渦の観測精度を高めるため、余目駅よりも約8キロ海岸寄りの黒森地区を選んだ。地上30メートルの鉄製タワー上に取り付け、観測範囲は現行の2倍に当たる半径60キロに広がる。
 今月下旬に着工し、本年度内の完成を見込む。総事業費は3億5000万円。
 JR東日本は気象庁気象研究所などと、突風を探知して自動的に列車の運行を制御するシステムの開発に取り組んでいる。広報部の担当者は「新型レーダーによって観測性能が高まり、システム開発が次の段階に進むことを期待している」と話した。


関連ページ: 山形 社会

2016年07月13日水曜日


先頭に戻る