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<あぶくま信金>浪江支店の営業再開

営業を再開したあぶくま信金浪江支店で、カウンターを挟んで談笑する町民と職員

 あぶくま信用金庫(南相馬市)は12日、福島県浪江町にある支店の営業を再開した。東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が全域に出ている同町で初の金融機関の再開。来年3月目標の帰還開始を後押しする役割を担うと期待される。
 支店は事故前と同様に通常の支店機能を担う。職員4人が勤務する。再開初日は町民が続々と訪れ、顔なじみの職員と談笑して近況を報告するなどしていた。
 事故前は自動車修理工場を営んでいた無職石沢則行さん(76)は福島市の避難先から足を運んだ。「来れば必ず知り合いに会え、わが家のよう。再開はうれしい」と笑顔だった。
 開店に先立つ式典後、あぶくま信金の太田福裕理事長は「感無量。多くの町民にお茶を飲みに足を運んでもらい、たくさん話しに来てほしい」と語った。馬場有町長は「帰還の後押しに向けた頼もしい存在だ」と期待した。
 営業時間は午前9時〜午後3時。現金自動預払機(ATM)は午前8時〜午後8時。


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2016年07月13日水曜日


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