宮城のニュース

<ベガルタ>不発4連敗 終了間際に失点

仙台−浦和 試合終了後、がっくりとうなだれる仙台イレブン。右は決勝ゴールを決めた浦和・興梠(小林一成撮影)

 仙台イレブンが膝から崩れ落ちた。後半ロスタイム3分、ペナルティーエリア手前で渡部の背後から抜け出した浦和・興梠が、柏木のスルーパスをそのまま右足でシュート。球はGK関の頭上をわずかに越え、ゴールネットを揺らした。
 内容に遜色はなかった。これまで強敵浦和には、システムを変更するなどの秘策を講じてきたが、いつもの4−4−2を貫いた。「やっているサッカーに手応えを感じているから」。渡辺監督が前日、こう胸を張って語ったように、相手のゴールを何度も脅かした。
 だが、勝ち切れない、引き分けに持ち込めない。課題は明確だ。「絶対に通さないといけないラストパスを、2、3本も外してしまった」。うつむいて語る奥埜だけではなく、ここ4試合で1得点と精彩を欠く攻撃陣は、この日も決定機を外し続けた。
 「人数を掛けて、相手の守備を陥れる意識の共有は、選手間で図れている。あとは辛抱強く、粘り強く、質を上げていくことだ」と渡辺監督。「悲観する必要はないし、戦術を変えるつもりもない」とも自信を持って言う。その言葉を確かなものにするには、次の新潟戦で勝つしかない。(狭間優作)


2016年07月14日木曜日


先頭に戻る