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<18歳選挙権>改憲必要ない43%に増加

 河北新報社は14日、参院選で新たに選挙権を得た宮城県内の18、19歳計107人を対象に、11〜13日実施した第4回モニター調査の結果をまとめた。自民党が勢力を伸ばし、野党が議席を減らした結果を「望ましい」と受け止めている人は2割弱にとどまった。改憲勢力が国会発議に必要な3分の2を超える議席を占めたが、回答者の4割が改憲を「必要ない」と答えた。
 参院選の結果を「望ましい」と回答したのは17.6%、「望ましくない」が29.7%だった。52.7%は「よく分からない」と答えた。男性は「望ましい」「望ましくない」が拮抗(きっこう)し、女性は「望ましくない」が上回った。
 安倍晋三首相が目指す憲法改正に賛同する改憲勢力が3分の2を超えた結果を踏まえ、改憲の「必要がある」と回答したのは25.7%。公示前の6月上旬に実施した第1回モニター調査と比べ9.8ポイント減少した。
 「必要ない」は43.2%で、23.8ポイント増加。「よく分からない」は31.1%だった。男性より女性が改憲に否定的な傾向があった。
 64.9%が参院選で「投票した」と回答。公示後の6月下旬に実施した第3回調査で「期日前投票をした」「投票に行く」「行くつもり」の63.8%とほぼ変わらなかった。県選管が11日に発表した18、19歳投票率(速報)は49.0%だった。
 「投票した」には期日前投票をした人(25.7%)が含まれる。「投票しなかった」は35.1%。理由では「住民票を移していないから」が目立った。
 18、19歳が新たに選挙権を得て「良かった」との回答は63.5%に達し、うち7割が実際に投票した。「良くなかった」は2.7%、「よく分からない」が33.8%。

[調査の方法]最終回の第4回調査は11〜13日、宮城県内の18、19歳のモニター107人に専用ホームページにアクセスしてもらい、計74人から回答を得た。回答者の内訳は18歳45人、19歳29人。男性38人、女性36人。第1回調査は6月3〜5日、第2回調査は同13〜15日、第3回調査は同27〜29日に実施した。


2016年07月15日金曜日


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