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アレルギー対応食提供 仙台に新給食センター

8月下旬に稼働する南吉成学校給食センター。市内の給食センターを利用する全校でアレルギー対応食が提供可能になる

 仙台市が整備していた南吉成学校給食センター(青葉区)が15日、完成した。夏休み明けの8月末から稼働する。アレルギー対応食の専用調理室を備え、10月中旬からは、南吉成を加えた市内の五つのセンターを利用する103校全てでアレルギー対応食の提供が可能になる。

 南吉成センターは、老朽化で今月末に廃止される宮城、加茂の両学校給食センターの代替施設。鉄骨2階で延べ床面積は約5791平方メートル。1日1万1000食の調理が可能で、小中学校計25校に提供する。
 民間資金活用による社会資本整備(PFI)方式を採用し、東洋食品(東京)などでつくる「南吉成学校給食サービス」が管理運営する。建設費と運営費を含めた15年間の総事業費は約114億円。
 南吉成の完成で、市内のセンターは野村、高砂、太白、荒巻と合わせ計5施設になる。アレルギー専用調理室がない太白、荒巻を利用する学校にもそれぞれ南吉成、高砂からアレルギー対応食を提供できる体制が整う。センター利用の103校は、市内の小中学校などの半数超に当たる。
 センターは、基準献立からアレルギー原因食品を取り除いた除去食か、代わりの食材を使用した代替食を児童生徒の状態に応じて提供する。
 仙台市教委によると、食物アレルギー症状がある児童生徒は増加傾向にあり、2015年度は3591人に上った。全児童生徒に占める割合は4.5%で、20年前の7倍超に増えている。


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2016年07月16日土曜日


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