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<岩手山>スマホで入・下山届 救助要請も

 岩手山の登山を安全に楽しんでもらおうと、岩手県と地元市町でつくる八幡平国立公園協会は、携帯電話やスマートフォンで入山届の提出や位置情報を発信できる「岩手山モバイル登山システム」を導入した。

 岩手山の全7カ所の登山口付近に掲示されたQRコードを携帯電話などで読み込む。名前や住所、電話番号、下山予定時間、グループの同行者名、緊急連絡先を入力する。登録が完了すると、ボタン一つで入山、下山届が送信できる。
 データは各市町に送信される。けが人や事故が発生した際に救助要請ボタンを押すと、市町と緊急連絡先に位置情報が記載されたメールが届く。
 遭難事故などがあった場合、位置情報や登山開始時間が分かることから捜索の有効な手掛かりになる。
 今後は天候悪化時や下山報告がない場合、登山者に注意を促すメッセージを送る機能も追加する予定。従来の用紙に記入する登山届の運用も継続する。
 岩手山では1日に山開きがあり、約3カ月の登山シーズンが到来した。昨年は1万7652人の登山届が提出された。遭難事故は4件あり、1人が死亡、3人が重傷を負った。


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2016年07月16日土曜日


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