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震災被災地の物産販売 収益を熊本被災地へ

南三陸町と熊本県の二つの被災地支援で商品を販売する学生たち(右側)

 東日本大震災と熊本地震の双方の被災地を支援しようと、東北公益文科大の学生有志が11〜15日、酒田市の同大酒田キャンパスで、宮城県南三陸町の障害者自立支援施設の商品を販売した。収益金は熊本県内の福祉団体に送る。二つの被災地を同時に支援する取り組みとして注目を集め、目標を大きく上回る売り上げとなった。
 商品を販売したのは、授業などで南三陸町の被災状況を学んだ学生8人でつくる「チームmoreE」。町の復興のシンボルにもなっているモアイにちなんで命名した。
 学生たちは昼休みを使って、同町志津川の障害者自立支援施設「のぞみ福祉作業所」の利用者が作るタオルやマグカップなど約10種類の商品を販売した。5日間の売り上げは目標の5万円を上回り、7万円を突破した。
 売り上げの8割をのぞみ福祉作業所に支払い、収益に当たる残る2割分を、障害者が働く小規模事業所の全国組織「きょうされん」を通じて、熊本県内の福祉系NPO法人に届ける。
 会場となった売店前には、南三陸町の被災写真やのぞみ福祉作業所を紹介するコーナーも設けた。
 代表の3年谷口結万(ゆま)さん(21)は「被災地を応援しようと、多くの人が協力してくれた。期間が短くて南三陸町の現状などを伝え切れない部分もあった。10月に開かれる学園祭でも販売したい」と話した。


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2016年07月16日土曜日


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