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<楽天>梨田監督「2位でCS出場狙う」

チームの状況について語る東北楽天の梨田監督=11日、西武プリンスドーム

 東北楽天は34勝45敗2分けの4位でリーグ戦を折り返した。梨田昌孝監督は浮上のきっかけをつかもうと躍起だ。クライマックスシリーズ(CS)進出には「できればホーム開催ができる2位を目指す」と強い意欲を示した。(聞き手はスポーツ部長・日下三男)

 −CS進出を目標に後半戦をどう戦うか。
 「CS出場を狙うのは当然。ハードルは相当高いが、ホームで試合ができる2位を目指したい。可能性があると思うので、これからの一試合一試合を頑張って戦い抜きたい」

 −投打の展望は?
 「投手陣はやはり則本が中心だろう。中5日で回ってくれれば登板回数が増え、勝ち星が増える。ただ、夏場は大変で、無理に押しつける気はない。肘、肩がどこまで持つかにかかってくるが、チームとしてはやっぱり中5日だと助かる」
 「野手は今月末までにけがで離れている茂木、嶋が帰ってくる。加えてペレス、ペゲロがどれだけ働いてくれるかで、全く打線の組み方が変わる。さて、一体どうなるか。僕自身、楽しみにしている」

 −前半戦を振り返って。
 「出来過ぎと言えるくらい順調な出足だったが、5月14日に12−13、翌15日に8−9とロッテに延長の末、続けてサヨナラ負けしたのが分岐点だった。痛かった。投手陣は(精神的に)こたえただろうし、打線の方も、打っても打っても勝てないのかという気持ちになったんじゃないかな」
 「あの連敗で投打の歯車がかみ合わなくなり、14日から9連敗。試合にならない日が続いてしまった」

 −けが人が多かった面もある。
 「戦力がそろわなかった。僕自身1年目なので、しっかり選手の技量や性格、伸びしろを見極めるのに時間がかかってしまった」
 「だが、そういう状況の中で投手陣を総括すると、則本が9勝でチーム勝利数(34勝)の3分の1近くを勝ってくれたのは大きい。ただ辛島が4月に離脱したのと、ブリガム、レイ、リズの外国人投手が計9戦の先発で勝てなかったことが借金数に影響している」
 「救援陣は開幕からしばらく、抑えの松井裕や、勝ちパターンの中継ぎを期待したリズと青山がなかなか機能しなかった。ミコライオが4月末に復帰してからは、松井裕とともに八、九回を託す形はできた」
 「打線は開幕時はある程度、理想に近い形ではあった。だが松井稼、今江と故障者が出始め、得点力が目減りしていった。新外国人2人も誤算。アマダーは本塁打が魅力で30本以上を計算していたが、開幕前に左手を痛めた。ゴームズは日本の投手の配球に対応できなかった。真面目で日本になじもうという姿勢もあっただけに残念だった」

 −新しい力の台頭がある。茂木、足立、オコエら新人がチームを支えた。
 「茂木はなかなか固定できなかった3番に5月末から座り頑張ってくれた。守備も入団前は遊撃の経験が少ないと聞いていたが、チームに遊撃の正選手がいなかったので起用した。足立も、嶋がけがで離脱した後、扇の要として大役を務めてくれている」
 「オコエは身体能力がすごい。捕球技術はイチロー(米大リーグマーリンズ)糸井(オリックス)陽岱鋼(日本ハム)に匹敵する。だが、送球や打撃のバントなど勉強すべきことがたくさんある。ペレス、ペゲロが外野手だし、オコエを1軍に置き続けるか、2軍にやるかは考える必要がある」


2016年07月17日日曜日


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